大阪でのアイドル募集についてはどのような方を募集しているかの説明です。
ルックスが良い、はもちろん必要ですが、有名なアイドルグループのように「クラスで三番目」でよいのです。
ルックスで一番大事なのは「どことなくかわいい」なのです。
あまり気にする必要はありません。
歌、ダンスは一定のレベルは必要です。
趣味でカラオケを歌うのではなく、お客様に聞いてもらい、見てもらうのです。
さらに、グッズを買っていただくのです。
お客様に対して失礼のない一定以上のレベルは必要です。
一定以上のレベルとは、軽自動車が欲しい人には軽自動車のレベルで、
普通車の欲しい人は普通車のレベルで、スポーツカーの欲しい人はスポーツカーのレベルでのことです。
求められているレベルにあった能力を供給することです。
需要がないのに供給しても、一部の層にしか売れないことになります。
日本では軽自動車が半分近く売れています。
地下アイドル市場の多くも軽自動車を求めています。
アイドルとは言わば軽自動車のようなものです。
スポーツカーのような高性能な機能は必要ありません。
アイドルに対して求められているスキルを提供する。
そのスキルを身に着ければよいのです。
間違ってはいけないのは、お客さんのニーズに合っているからと、
それに満足すればいつまでも界隈をうろうろしてやがては陳腐化してしまいます。
起用するほうもオファーをするかちゅうちょすることになるでしょう。
より、大きなステージに、よりレベルの高いステージに起用してもらうには、
「上には上がいる」ことですから高度なダンステクニックや高度な歌唱力は必要ありませんが、
活躍の場を広げるには普通車レベルのスキルを身に着けていきましょう。
ソロはご自分の思い描いたパフォーマンスが可能です。
しかし、ユニットではユニットを盛り上げるために全体のコンセプトあるいは事務所の方針にそったパフォーマンスを要求されます。
「あれっ、思っていたのと違う」ということがあっても妥協を要求されます。
このようなときには、ユニットがあっての自分自身だと理解して全体への協調性が必要です。
ユニットは一つの生物体です。
メンバー個々人は違っていても、メンバーそれぞれが一つの役割を担っています。
反対にユニットがなければ、メンバー一人一人はそのユニットで生きていけません。
このことを理解したうえで、もしユニット活動に限界を感じた時には、ソロ活動への転身など思い切った決意が必要になってくるでしょう。
ユニットとしての活動はもちろん、本人の希望に応じてソロ活動や、モデルなどのアイドル以外の活動も積極的にサポートします。
私たちは様々な場面で自分の顔を作っています。
友達に見せる顔、先生に見せる顔、親に見せる顔、その場その場の相手によって、環境によってそれぞれ違う顔を見せています。
「本音」だけでは社会生活は送れません。
様々な顔を見せることによって自分を守る知恵を身に着けています。
言わば、「演技」をすることによって我々は社会生活に適合していけます。
かわいくもなければ美人でもない、でもクラスの男子の受けが良い。
クラスに必ず一人や二人はいます。
このような女子は演技力が優れているか、本当に女子としての魅力が備わっているのでしょう。
でも、いかに女子としての魅力が備わっていてもそれを表面に出す力すなわち「表現力」がないと、単なる内気な良い子になってしまいます。
このことは、自分の思いや感情を伝えたい芸術、芸能には切っても切れないものです。
アイドルも例外ではなく自分の思いや感情を歌やダンスを通してお客様に伝えることができなければなりません。
表現力を鍛えるには様々な方法が述べられていますが、結論から言えば「経験」を積むことになります。
表現力を意識することにより、アイドル活動でステージ経験や撮影会の経験、SNSの配信の経験などにより必ず身につけることができます。
日常のすべてにおいて言葉による表現、体による表現、表情による表現など絶えず「表現力」を意識することが大事です。